人間は1日に1万歩の歩数を目標にすることが理想と考えられているようです。厚生労働省のHPによると、国内外の文献を参照にして、1日に推奨される身体活動による消費エネルギー(300kcal)を、歩行という身体活動で消費しようとすると1万歩みたいです!!
では、わんちゃんに関してはどうなんでしょうか?1日の散歩コースは適切でしょうか?おしっこ・うんちをしたら切り上げていないでしょうか?週末にたくさん遊んだから平日は歩かなくていいという「寝だめ」ならぬ「走りだめ」とは考えていないでしょうか?
人間でもよく言われていますが、運動不足は生活習慣病をはじめとする、様々な身体の不調の原因になってしまいます。逆に運動しすぎも体調不良や怪我などの原因となってしまいます。
今日はわんちゃんの適切なお散歩に関して取り上げていきたいと思います。
あんこは散歩が大好き!お出かけ前のハーネスはいつもいやいやしますが(笑)
パパとママの運動不足解消にも一助になっております。実際、パパは痩せました(笑)
目安はこれくらいの散歩の時間!!
まずは体重によるお散歩時間に関してです。
- 小型犬(10kg以下):1日2回、1回20~40分程度、2km程度。
- 中型犬(10~20kg):1日2回、1回40~60分程度、2km~4km程度。
- 大型犬(20kg以上):1日2回、1回60分程度、4km以上。
上のあたりで記載している雑誌やサイトが多い感じですね。正式な文献はわかりません。
また見つければ追記いたしますので、今回は何卒ご勘弁を。
次にわんちゃん個別に対してのお散歩時間に関してです。
こちらは呼吸の度合いや散歩後の様子から適切な散歩時間をチェックする方法です。
30分ほど散歩させた後の呼吸状態を確認しましょう
- ハッハッと短い呼吸をしている:適切な運動量とのことです。
- 口を閉じて呼吸している:運動量が足りない可能性があります。
あとはおうちで生活しているときにストレスがたまっているような様子であれば毎日の散歩時間が足りていない可能性があります。超小型犬に関しては散歩は必要ないと言われていますが、わんちゃんの様子を見てストレス発散の意味でもお外にお散歩連れてってあげてください。おうちでぐっすり眠っている愛犬を見ると嬉しいですよね!!
食前?食後?散歩のタイミング
お散歩と食事で一番心配なのは胃拡張・胃捻転です!!
食事をした後に運動をすると、胃が揺られて食べ物が腸にいかず胃の不調をきたす可能性があります。また、胃にとどまらずに逆流して吐いてしまうこともあります。
胃捻転は重症化すると命にかかわる病気に発展することがあるので注意が必要です。
食事からは最低でも1時間、可能であれば2~3時間あけてからお散歩に連れて行ってあげましょう。
わんちゃんが嫌がっている!?散歩を控えるべき状況
今までわんちゃんのお散歩に関して記載してきましたが、わんちゃんが嫌がっているときには十分注意してあげてください。
- 立ち止まったり、座り込む。
- ハァハァと息が荒く、顎があがっている。
- 歩く速度が遅くなり、ふらついている。
- 舌が青っぽくなる。
これらのサインは怪我や病気の時があります。単純に飼い主さんが元気すぎてついていくのが精いっぱいな場合は別ですが、基本的にはわんちゃんの方が元気なはずです(笑)
無理せず、わんちゃんも飼い主も健康になれるようにお散歩できたらいいね。 じゃあね。
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